思い立ったが吉日

思いついたことをとりあえずやってみたブログです。

扁桃腺摘出手術をしました。~③手術前夜から術後まで~

こんにちは、たまです。

やっと本題まで来ました。笑 このポストでは扁桃腺摘出手術の一部始終を記録したいと思います。

ここまでの流れはこちらから。

 

tamalog.hateblo.jp

tamalog.hateblo.jp

 さて、手術を決心したのは手術日の約2か月前。かかりつけの耳鼻科に書いてもらった紹介状をもとに、扁桃周囲膿瘍でもお世話になった大病院へ。「あ~繰り返しちゃったか~」と先生。この日は手術までの流れについて、簡単に説明を受けました。

 

大事なことは以下3つ。

  • 扁桃腺摘出手術を受けるには条件がある
  • 扁桃腺摘出手術は全身麻酔をする
  • 扁桃腺摘出手術は最低1週間の入院を伴う(長さは病院と状況によると思います)

 

全身麻酔をするため、入院1か月前に健康診断のような検査日が設けられました。尿検査や心電図、レントゲンなど。(余談ですが、採血の本数が6本もあって手術するんだなぁと謎に実感を得ました。笑)またその結果を受けて後日、手術を担当する先生に手術についての説明を受けました。

この時期のただ一つの注意事項は、風邪を引いたり熱を出したりすると手術ができないらしく、「絶対体調崩さないで」とのこと。私は扁桃炎の頻度が高かったので、「少しでも喉が痛くなる気配がしたらこれを」ということで漢方薬を処方してもらいました。

 

実録!手術一部始終

なんとか無事に元気な状態で入院当日。13時過ぎに病院に集合し、入院病棟へ。主治医の先生、麻酔科の先生に翌日の手術の説明を改めて受け、ちょっと緊張…その日は21時以降禁食だったので、夜の病院食を最後の晩餐とばかりにかみしめました。さらに、21時ギリギリまでコンビニで買ったおやつを頬張る。さらにさらに「しばらく入れないから」とシャワーも念入りに。必死でした。笑

そして、これまでネットに上がっていた手術体験記を片っ端から読んでいましたが、この日は痛かった系の記事と痛くなかった系の記事を交互に再読。「人それぞれだな…」と悟りをひらくまで追い込みました。笑

 

f:id:tama44:20171009112553j:plain

入院2日目、手術当日。

この日は7時から飲み物も禁止だったので、6時に起床して水をがぶ飲み。母も来てくれて、点滴を受けながら手術室に呼ばれるのを待ちます。

私は当日二人目のオペだったようで、呼ばれたのは11時過ぎでした。手術着に着替え、手術室まで歩いて移動。たぶん誰もが思うのでしょうが、手術室はドラマで見ていたやつでした。笑 ずっとキョロキョロ。意図的にそうしていた節もあります。さすがに緊張していましたから…

 

個室に入り、ベットには自分で横たわりました。すると、何やらあったかいカバーのようなもので全身が包まれ、酸素マスクがかけられました。主治医の先生が「緊張なう?」と聞いてきたので、先生やるなーと思いながら少しリラックス。笑

すると別の先生に「じゃあそろそろ点滴から眠くなるお薬入れますよ~、深呼吸してくださいね~」と声をかけられ、深呼吸。2回目の深呼吸でぐにゃりと視界が歪み、そのまま眠りました…

 

…目を覚ましたのは手術後の手術室だったのですが、ここはほとんど記憶がありません。喉から呼吸用の管を抜かれ、病棟のベッドに寝たまま移動、そのまま病棟に運ばれました。その間はずっとむせていて、なんとなく吐き気のする気持ち悪さ。乗り物酔いかなとぼんやり思ったのですが、呼吸用の管を抜いたときに特に若い女性は気持ち悪くなりやすいそうです。ちなみに私はこの時点で喋れていました。

戻ってからも気持ち悪くて、枕がほしい頭を高くしてほしい、とそれだけずっと訴え。笑 術後3時間は安静ということで、再び就寝。

 

3時間後、目覚めた時は気持ち悪さが取れていました。喉は痛いというより、何かがおかしいという違和感。ただ、唾を飲むときはさすがに痛い。そして、舌が上手に動かず声は出るけどうまく喋れない。酸素マスクを取り、手術着からパジャマに着替えて、看護婦さんと一緒に初歩行。ちゃんと歩けました。水を飲む許可もおりて「あれ?これ余裕なんじゃないの?」とニヤニヤ。笑

 

しかし、ここからが地獄でした…

 

まず、水を飲む。いつも通り口に含んだら盛大にむせました。笑 唾以外の水分を口にして初めて気づいたのですが、口の中の形が変わっているのです。水を通る経路がいつもと違う。結構な衝撃でした。ちなみに、私はこの飲む行為に慣れるまで2~3日掛かりました。

 

そして、術後の痛み。体験記を読んで、術後すぐより経ってからの方が痛い、という話は知っていましたが、夜が更けるにつれ段々と痛みが…。喉の場合厄介なのが、何もしなくても痛いということは、唾を飲むと恐ろしく痛いということです。

その夜は、寝ようと横になる→唾がたまる→飲み込む→痛くて飛び起きる、もしくは、寝ようと横になる→唾がたまる→飲み込むのを我慢→息が詰まりそうで眠れない、の繰り返しでした。

ここまでの痛さではなくなりますが、痛みは乾燥する朝を中心にその後もしばらく続きます。私は乾燥予防に、入院中は終始「濡れマスク」をしてました。

 

眠れないまま翌朝…入院3日目です。

この日から食事が出ました。体験記を読んでいると、重湯やおかゆから始まる病院が多そうですが、私は普通に常食スタートでした。

f:id:tama44:20171009112610j:plain

出血もなく経過は順調だったと思いますが、口が思ったように開かない・舌の付け根が痛い・もちろん飲み込みが痛い、という状況だったので、ほとんど食べずに終了。「プリンとかアイスクリームなら食べれるって人多いよ」という情報を頼りに、コンビニでプリンを購入。ゆっくり30分ぐらいかけて、ひとつ食べられました。

ちなみに、この後退院までずっとプリンで栄養摂取していたので、当時の私はプリンで出来ていたといっても過言ではないです。笑 プリン様様!!!!

 

長くなってきたので、退院までの生活は次回とします。次回最終回にしたい。笑

 

たまでした。